石橋です。

静岡もコロナが広まり始めててヤバい感じになるな…と思って6月は開催しなかったのですが、ぜんぜんそうでもなかったですね。

6月のパトリシアはただお給仕をお休みしただけではなく、代わりに貸し会議室でワークショップ的な事をしました!

具体的には静岡県外の数名のベテランのメイドさんにオンラインで繋いでもらい、メイド業の心得などをご教授してもらいました。

ちなみに同時に何人も繋ぐとゴチャゴチャしそうだったので、講師のメイドさんは1人づつ、小一時間ほどお話ししてもらいました。

印象的だったのは講師のメイドさん方にメイドカフェにどうしてハマったのか?とか、メイドカフェの魅力とは?みたいなことを尋ねたところ、みなさん異口同音に「テーマパーク的なところが好き」と答えたことです。

それを聞いて僕も(確かになぁ。昔からあるメイドカフェってそういう非日常的なところ大切にしてるよなぁ。そういうところ忘れかけてたなぁ)と色々考えさせられました。

パトリシアでは女を売るような事はしたくないと常々思っているのですが、女を売らないならじゃあここでは何を売ってるのかをちゃんと受け取り手が理解や認識できるように提示しないといけないなと思っていたので、そのヒントみたいなものを教えてもらえたような気がしました。

ちなみにその後いろいろ吟味して出した答えとしてはパトリシアは「楽しい」を売ってます。

こちらは改めて別の機会に書きますね。

で、話を戻すと、

あとは、姿勢は大事。
自信を持って喋る。
世界観や設定を大切にする。

などなど。

個人的には講義の内容を聞いて勉強して欲しいというより『美学を背負ったメイドさん』という存在を生で見て、改めてメイドさんという仕事に対しての魅力だったり、かっこよさだったりを感じて欲しいという想いで企画したところがあったのですが、終わった後のパトリシアの皆さんの顔つきを見る限りそこら辺も達成できたかなと思います。

それと、漫画とかの序盤で、次元が違うとんでもなく強い人物がちょっとだけ出てくるシチュエーション好きなんですよね。

あれを体験してもらいたいという思いもあったりなかったり。

皆さん各々何かを感じ取った様子でしたが、とくにここなさんが如実で、終わってからめちゃくちゃ色々話してくれて、なんか映画館帰りの小学生みたいで微笑ましかったです。

勉強会やって良かったなぁ。

あと、これは余談なんですが、パトリシアはお昼の時間帯ぐらいに集まることが多くて、お昼を食べそびれてそのまま出勤してくるメイドさんが多いのです。

“腹が減ってはメイドはできぬ”というのと、僕も食べそびれてる場合が殆どなので、毎回僕がコンビニでパンとかおにぎりとかをたくさん買って隅っこに置いておきます。

で、今回もみんなお昼食べてこなかったとの事だったので、開始前にコンビニに行ったのですが、毎回同じチョイスだと芸がないと思い、今回はパンとおにぎり以外にも変化球として肉まんを2つ、実は内心では1つ余ったら食べたいなぁと思って買ってきました。

それらは勉強会の始まる前とか、合間の時間とか終わったあととかに、メイドさんたちがちょいちょいつまんでたのですが、僕はセッティングやらでなかなか食べられないでいました。

で、全部が終わって、やっと食べようと思ったらなんと肉まんがない。

まぁ、肉まんを食べたいメイドさんが何人かいたんだろうな、仕方ないか、と思ったら、どうやらそういうわけではなく、ゆうがさんが2つとも食べてしまったらしいのです。

おむすびやらパンやらたくさんある中で2つしかない肉まんを2つとも食べちゃうとかどんだけ肉まん好きかよと言いかけましたが、僕が肉まん食べたかったことを感じ取ったのか、ゆうがさんが本当に申し訳なさそうな顔で「ごめんなさい。冷めちゃったから…」と言うので、とくにネチネチ言及することなく許してあげました。

勉強会がんばったもんね。

あと、僕もたぶん肉まんが2つあったら2つ食べちゃう側の人間なので。

まぁ、こんな感じの6月でした。

7月は3回営業します。

お楽しみ下さい。