※2020年4月24日に前ブログで公開した記事を再投稿したものです。
どうも!石橋(@ishibashi0909)です。
最近では東京や大都市のほとんどのコンカフェが自粛事態になっていますね。
そんな中で、各コンカフェはオンラインショップやオンライン営業など、さまざまな取り組みをしています。
皆さんもなにか買われたりしましたでしょうか。
僕としてはオンライン営業ってどんなものなのか気になっていたのですが、丁度いいタイミングで声優のたまごさんから、オンライン営業『ONたま』を体験してみませんか?という嬉しいお誘いを頂きました!
なので、今回のブログは『ONたま』のレポートになります。
知ってるけどまだやったことないよ~って人や、オンライン営業ってどんな感じなのかな?って人はぜひ読んでみてください!
また、僕自身声優のたまごさんは初めての利用だったので、声優のたまごさんってどういうお店なの?ってところについても書かせて頂いております。
※今回のブログは店舗さんの方からお声をかけていただいての執筆になります。
ただ金銭を頂いたりはしていません。
目次
準備編
ビデオチャットのアプリをインストール
まずはキャストさんと通信するために、ZoomかSkypeをインストールします。
Zoom
Zoomはブラウザからも利用できるようなんですが、よくわからなかったので、僕は念の為にアプリをインストールしました。
あと、Zoomの場合はアカウントも作らなくてもいけるようです。
こちらも僕は念の為にアカウントも作成しました。
イメージとしてはキャストさん側が会議室を用意してくれて、そこへの入り方(URL)を教えてもらうような感じです。
Zoomのサイトは日本語が独特な翻訳っぽいので、若干とまどうかもしれませんが、無料で利用することができます。
「Zoom 使い方」「Zoom ダウンロード」などで検索すれば教えてくれるサイトがいくつか出てきます。
Skype
Skypeはアカウントを作る必要と、アプリをダウンロードする必要があります。
とくに困ることはないと思います。
Zoomのほうがアプリをダウンロードするのは軽かったかなというイメージです。
また、僕はどちらもパソコン用のを利用しましたが、スマホ用のアプリもあるので、そちらを利用することも可能です。
開始ギリギリに用意するとテンパるので、時間に余裕を持って用意しておくのをおすすめします。
チケットを購入する
『ONたま』を利用するためには、チケットを購入する必要があります。
こちらについては声優のたまごさんが利用方法をまとめていますので、そちらのブログをご確認ください。
https://ameblo.jp/tamago-info/entry-12587623567.html
待機
開始までの時間が一番緊張します。
体感的にはお店に入るときの5倍ぐらい緊張します。
前半戦:Zoom
「いらっしゃいませ!『ONたま』へようこそ~!」
画面が準備中から切り替わって、出てきたのはキャストのミトさんでした。
僕は内心、胸をなでおろしました。
じつは僕は声優のたまごさんには行ったことがなく、今回、初めての来店(?)になります。
そのため、初対面のキャストさんといきなり画面越しに話すのはなかなか緊張するなぁと思っていました。
ただ、ミトさんはメイドカフェのメイリッシュさんとも掛け持ちしている関係で、僕はそちらの方で面識があったので、知ってるお顔が出てきたので安心したといった感じです。
ちなみにZoom開始数秒間は両者ともに若干の恥ずかしさがありました。
ここからはインタビュー形式でお楽しみください。
声優のたまごについて
石橋 「声優のたまごさんには行ったことがないのですが、声優さんがコンセプトのお店なんですか?」
ミトさん 「声優を目指している女の子や声優さんを好きな女の子がコンセプトになります!みんなが自分の夢を叶えるために頑張っている姿を近くで見て、応援していただこうというお店になります!」
石橋 「そうなんですね。」
ミトさん 「…石橋さん、『えぇ?お前、声優…』って心でツッコミしてますよね。」
石橋 「(ギクッ…)ミ、ミトさんは声優さんが好きそうなイメージがありますよ。」
ミトさん 「そういうことにさせて頂いております。」
『ONたま』について
石橋 「ちなみに『ONたま』はZoomやSkypeを使って、キャストさんと会話が楽しめるサービスって認識で大丈夫ですか?」
ミトさん 「オンラインで1対1でお互い対面でお話ができるのが『ONたま』になります。」
石橋 「あっ!ONLINE(オンライン)のONなんですね!」
ミトさん 「そうです!『オンラインの声優のたまご』を略して『ONたま』です!」
30分1対1で喋れる
石橋 「でも、アレですよね。30分もキャストさんと喋れるというのは、結構、贅沢なサービスですよね。」
ミトさん 「ありがとうございます。その言葉を待っておりました。ほかのオンライン営業だと、お客さん側はコメントを投稿するだけだったりするじゃないですか。」
石橋 「そうですよね。ツイキャスとか、そんな感じですよね。」
ミトさん 「そういうのではなくて、ちゃんと声と声でお話できるZoomやSkypeでやれたらいいねって話になって、この形になりました!」
石橋メモ
言い方がちょっと露骨になってしまうので、その場では言わなかったのですが、実際、個人的には30分3,000円でキャストさんを独占できるっていうのはかなりコスパの良いサービスだと思いました。
リアルのお店だとキャストさんは他のお客さんの対応などもしなければならないので、3,000円払ったからといって30分間も自分だけと会話をしてくれるというのは現実的に難しいです。
キャスト側としての『ONたま』の感想
石橋 「ちなみにキャストさん側としての『ONたま』の感想を教えて下さい。」
ミトさん 「めちゃめちゃ楽しいです!お互い顔を見ながら声で話すので”距離が近い”感じがします!個人的にも毎日『ONたま』をご注文していただけるのをめっちゃ楽しみにしています!」
石橋 「そうなんですね。」
ミトさん 「ただ、企画をやっていく上で、ZoomやSkypeは敷居が高いかな感じているところもあります。お客さんの中には『やってはみたいけど、やり方よくわからないからいいかな』みたいな方もたくさんいるのかなと思ってて、それで、どうすればもっとたくさんの人に使い方を知ってもらえるかなと思って今回石橋さんに声をかけさせて頂きました(笑)」
石橋 「なるほど!」
視聴方法について
石橋 「今回ぼくはパソコン(正確にはMacBook)から見てるのですが、ほかのお客さんの場合は、どんなデバイスを利用していますか?」
ミトさん 「パソコンの方もいますし、スマホからの方もいます。それとタブレットでやってる方もいて、皆さん自分が一番使い慣れたものでやってる方が多いんじゃないかなと思います。」
石橋 「スマホの場合、不慣れな方でも敷居が低くていいですよね。」
おうちでやるキャストさんもいる
石橋 「ちゃんとオンラインでもちゃんとお店に来て制服も着て対応してくれるんですね。」
ミトさん 「この時期なので、キャストの出勤は自由にしてます。外出が不安なコにはおうちで『ONたま』をしてもらっています!」
石橋 「じゃあ、キャストさんにとっても優しいサービスなんですね。おうちでやる子は制服を持ち帰ってるんですか?」
ミトさん 「そこもキャストごとに任せてます。私服でお話してる子もいるし、被り物とか(笑)、みんな色々工夫してます。この30分間に”楽しい”を凝縮できるように、みんな思いつく限りの楽しいことをしています!」
石橋 「それと、Zoomだったら背景も変えることができるから、そこでも遊べそうですよね」
ミトさん 「グラブル(グランブルーファンタジー)」が好きな子は背景をグラブルにして喜んでたみたいですよ。」
石橋 「いいですね」
ミトさん 「私も隣に神谷浩史さんがいるようにしようかな(笑)」
石橋 「まぁ、お客さんとしては複雑な心境になるかもしれませんけど(笑)」
今回はZoomとSkype両方試して頂きたいとのお話だったので、ここでZoomは一旦終了してSkypeに移動
後半戦:Skype
ミトさん 「いらっしゃいませ!『ONたま』へようこそ~!」
石橋 「これは毎回言う決まりなんですね。」
ミトさん 「もともと声優のたまご自体が、お客様がご来店したときに『いらっしゃいませ!声優のたまごへようこそ~!』と言ってお迎えするようにしていたので、そこはオンラインでも大事にしていきたいと思って、言うようにしています。」
乾杯
ミトさん 「『ONたま』ではお客様の方で食べ物や飲み物を用意していただいていたら、キャストもお店で飲み物用意していれば、画面越しに乾杯できるんですよ!」
石橋 「そうなんですね。一応、僕も飲み物を用意しています。チャイなんですが。」
ミトさん 「おぉー!私よりおしゃれなものセレクトするのやめて~。私、赤い飲み物は可愛く見えると思って、アセロラドリンクを用意しました(笑)」
石橋 「(笑)じゃあ、乾杯ですー!」
ミトさん 「かんぱ~い!」
石橋 「(一口飲む)こころなしか、さっきより美味しくなった気がします。」
ミトさん 「ありがとうございます(笑)」
声優のたまごのキャストは生身
石橋 「そういえば、声優のたまごさんはおまじないはあるんですか?」
ミトさん 「愛込めみたいなおまじないはないんですよ。なので『いらっしゃいませ!声優のたまごへようこそ~!』に全力投球です!!」
??? 「あっ、ちょっと補足があります。」
ここで、運営のおおのさんが登場!
おおのさん 「運営担当のおおのと申します~!」
石橋 「あっ、よろしくお願います!」
おおのさん 「補足なのですが、声優を目指しているコンセプトなので、おまじないのようなのは決めずに、特典として音声やセリフを用意していることが多いです!」
石橋 「じゃあ、そのセリフがメイドカフェで言うところのおまじないのような、特別性のあるサービスの位置づけになってるんですね!」
おおのさん 「はい!また、おまじないはメイドさんのキャラに限定されますが、声優のたまごの場合は、例えば学校の後輩キャラや先輩キャラとか、幅広く取り扱っています!」
石橋 「おぉ…!!」
ミトさん 「メイド喫茶の場合、私の役割はメイドさんなんですが、声優のたまごの場合、私はただの人間なんですよ!
ただの人間の私が役として何かをやらせていただくイメージです。
なのでメイドさんの役を与えられたら、メイドさんの気持ちになって『おかえりなさいませ』と言いますし、妹役だったら妹の気持ちで「おかえり!」と言います。つまり生身なんですよね!」
おおのさん 「ちなみに声優のたまごは月に1回なにかテーマを設けてイベントを行っています!妹だったら部屋着っぽい衣装に変えて、お菓子を限定のフードに変えてやってます」
石橋 「じゃあ、そのイベントに合わせたシチュエーションのセリフを言ったりする感じですか?」
おおのさん 「そうなんです!」
石橋 「なるほど!めっちゃ良いですね!!」
パフォーマンスについて
おおのさん 「あとは、自粛とかぶってしまってまだちゃんとはできてないのですが、3月からリニューアルをしまして、毎日定時ライブをするようになったんですよ。
そこでライブや朗読、アテレコなど声を使ったパフォーマンスをもするようになっています。」
石橋 「声優のたまごさんならではって感じで良いですね。」
おおのさん 「今は歌って踊れて喋れてができる声優さんが求められているので、キャストにとって鍛錬の場じゃないですけど、そういうことが体験できる場を設けてます。」
石橋 「キャストさんにとっては、人前でなにかすることの”場馴れ”ができるので良い環境ですね」
ミトさん 「最初歌うだけで精一杯で動けなかった子が、回を重ねるごとに余裕が出てきて振り付けで歌えるようになったりするような、そんな成長する姿を、近くで一緒に応援できるのでお客さんとしても楽しいんですよ」
石橋 「成長の過程が見えるのは、物語性がありますね」
ミトさん 「そうそう。誰も見てくれない中でガチガチで歌っているキャストさんに、自分がノッてあげたりコールしてあげたりすることで、そのキャストさんの緊張がほぐれて歌えるようになっていくんですよ!」
石橋 「おぉ!」
ミトさん 「その様子を間近で見てると本当に感動するんですよ!!!」
石橋 「いいですねぇ」
ミトさん 「まぁ、こんなに熱く語っておいて、私は歌ってないんですけども(笑)」
石橋 「(笑)ミトさんはパフォーマンスはないんですか?」
ミトさん 「まだやったことはないんですが、朗読をやっていきたいなって考えてます!!」
おおのさん 「リニューアルではちゃんと音響や証明にも力をいれているんですが、自粛と丸かぶりしてしまって、パフォーマンスができない状況になってしまっているので、いつか見てもらえたらなと思ってます!!」
石橋 「ぼくも話を聞いてて、見たくなりました!とくに朗読やアテレコが気になります。」
ミトさん 「アテレコは本当にすごい!もうびっくり度肝を抜かれました!」
おおのさん 「声優のレッスンしながら声優のたまごで働いてる子がいるので、レッスンの成果をいかんなく発揮してくれるんです。
普段話してるときはそんなふうに見えないのに、いざ演技をするとガラッと変わるんだなというのが、間近で観れます!」
ミトさん 「本当に人間が変わる感じ!すごぉい…ってなります!!」
石橋 「そうなんですね。やっぱりこういうのはオンラインじゃなくて生で観てみたいですね!」
おおのさん 「自粛開けたらぜひ観に来てほしいです!」
ここからは自粛中の生活についてや10万貰ったら何がほしいなどの雑談をしました。
おわり
楽しい時間はあっという間で、すぐに30分になってしまいました。
ミトさん 「ではでは、本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました!」
石橋 「こちらこそ、楽しい時間を過ごすことができました!」
ミトさん 「ではでは~!」
石橋 「ありがとうございました~!」
まとめ
と、まぁ、こんな感じで、『ONたま』を楽しむことができました。
ビデオ通話に関しては、最初の数分は緊張するかもしれませんが、喋っていくうちになれてきますので、そこまで苦手に思わなくても大丈夫だと思います。
個人的なアドバイスとしては、事前にお話したい話題や聞きたいことなど箇条書きでメモに書いておくと、時間を有意義に使うことができると思います。
また、話すことを決めておけば間ができて気まずくなる心配もないので、おすすめです。
途中でも書きましたが、30分もキャストさんとおしゃべりできるのは、なかなか通常だとあまりないことだと思います。
新規の僕でも楽しめたので、常連さんにとってはかなり嬉しいサービスなんじゃないでしょうか。
ぜひぜひ、『ONたま』はオススメですので、皆さんご利用してみてください。
ではでは~!