「メイドカフェに興味はあるけど、どう楽しむところなのか謎で行くのをためらってる」

「メイドカフェが全く理解できない。何が楽しいの?」

こんばんわ。

石橋(@ishibashi0909)です。

メイドカフェの楽しみ方って行ったことない人からすると、たしかに謎ですよね。

僕も行く前はよくわかりませんでしたし、もっと言えば行ってからも最初のうちはよくわかりませんでした。

なんだかわからないけれど楽しい。

そんな感じで通っていくうちに色々楽しみ方がわかってきた感じです。

メイドカフェの楽しみ方について、概念的な話

そこで、今回はメイドカフェの楽しみ方について書いていきます。

ちなみに「メイドカフェの楽しみ方」で検索すると、@ほ~むカフェ・めいどりーみんなどのいわゆる萌え系のお店の楽しみ方について書かれた記事がちょこちょこ表示されます。

なので、本サイトでは、そういうのじゃなくて、クラシカル系などのお店も含めた、もっと概念的なメイドカフェの楽しみ方を掘り下げていこうと思います。

誤解!『メイドカフェの楽しみ方=萌えの楽しみ方』だけじゃない。

メディアに取り上げられるのは萌え系のお店ばかりなので、一般的に『メイドカフェ=萌え』みたいなイメージがありますが、もっとメイドカフェの世界はディープです。

クラシカル系のお店は「萌え萌え」言わないし、お客様のことを「ご主人さま」とも言いません。

BAR系のお店はシステムだけで言えばほぼほぼガールズバーです。

なので『メイドカフェの楽しみ方=萌え系のお店の楽しみ方』と思ってしまうと語弊があります。

極論、メイドさんを楽しむところ

まず極論から言ってしまえば、クラシカルだろうとBARだろうと、メイドさんを楽しむことこそがメイドカフェの楽しみ方です。

と、書きましたが、なんのことやらわかりにくいですよね。

なので、アイドルを例として説明します。

アイドルの楽しみ方は歌やダンスかと言われれば、一応はそうだけど、本質はそこじゃない感ありますよね。

アイドルの語源はidol(偶像)に由来します。

アイドルにとっての歌やダンスはアイドルを引き立てることが目的で、やっぱりアイドルそのもの、その子自身がコンテンツです。

なのでアイドルにとっての歌は、お経や賛美歌のポジションのようなものだと僕は思ってます。

そして、それはメイドカフェも同じで、ファンシーな世界観、店内の凝った内装、可愛く盛り付けられた料理、フリフリのメイド服、そのすべてはメイドさんを引き立てるためのアイテムに過ぎません。

まずは目の前にいるメイドさんそのものを楽しむ、メイドさんという存在を楽しむ、それがメイドカフェの楽しみ方の第一歩だと僕は思います。

そして言ってしまえばそれがすべてなようにも感じます。

そして、具体的なメイドさんの楽しみ方は人それぞれで、喋って楽しむ人もいれば眺めてれば良いだけの人もいます。

具体的なメイドカフェの楽しみ方

まぁ、それだけだと記事が終わってしまうので、ここからは、具体的にどんな楽しみ方があるか解説していきます。

通い詰めて楽しむ

行きつけのカフェを作ると、かなりくつろげます。

とことん通い詰めたメイドカフェは全クリしたRPGの世界みたいな居心地の良さがあります。

席につくなり顔なじみのメイドさんが「いつものでいい?」と聞いてきます。

最高です。

推しを作って楽しむ

アイドルの楽しみ方に似ています。

チェキを撮ったり、グッズを買ったり、お店によってはドリンクを注文してあげたりなど。

推しを作るとお金がかかるのところも、アイドルの楽しみ方に似ています。

卒業式は笑顔で見送ってあげて下さい。

巡って楽しむ

メイドカフェという文化そのものが好きになると、いろんなお店に行ってみたくなります。

最初は秋葉原のお店を数店巡って満足していたのが、次に関東と関西の違いが気になり、徐々に田舎のメイドカフェに足を運んでみたくなります。

推しを作る以上にお金がかかりそうです。

オタクと仲良くなって楽しむ

メイドカフェオタク同士で仲良くなって、そこから人間関係が広がったりします。

また最近ではTwitterがあるので、会ったことはないけれど日本全国のメイドカフェオタクとフォロー・フォロワーの関係だったりするケースもあります。

メイドさんとのコミュニケーションを楽しむ

もちろん疑似恋愛とかではなくて、コミュニケーションそのものを楽しむということです。

そして、コミュニケーションと言っても様々で、おしゃべりだけのことではありません。

例えば僕の体験談ですが、お店が混んでて忙しい日、注文のやり取りぐらいでしかメイドさんと喋れないでいました。

「まぁ、そういう日もあるか」と、テキパキ働くメイドさんをぼんやり眺めていたら、そのメイドさんが不意に僕に視線を送り、アイコンタクトをとってくれたのです。

僕もすかさず微笑み返すと、メイドさんはニコニコしながら、キッチンの方へ消えていきました。

もう、その瞬間の、”2人だけの秘密の会話感”が凄くて、あの場面は今でも鮮明に覚えています。

そういうのも含めて、メイドさんとのコミュニケーションは最高です。

他にも聞いた話ですが、店内ではメイドさんと会話厳禁のクラシカル系のお店でも、常連になったらケーキのお皿にチョコレートでメッセージを書いてもらえるようになったという話もあります。

人と関わることに絶望してる人には、ぜひメイドカフェに行ってもらいたいです。

『優しい世界』を楽しむ

萌え系のお店もそうじゃない系のお店も全部含めてメイドカフェは優しい世界でできています。

「ありとう 嬉しい 頑張ったね 応援してるよ」

メイドカフェにはそんなポジティブなワードが溢れています。

メイドさんがお客さんにかける言葉も優しくて、また、お客さんからメイドさんにかける言葉も優しいです。

もっと言えば、メイドさん同士も互いに優しいですし、お客さん同士も優しいです。

ギスギスしたストレス社会・現代日本の最後のユートピアです。

・差別されない

優しい世界なので、見た目や喋り方などでメイドさんから差別されることはまずないです。

「そういうふうに演じているだけなんじゃないの?心のなかではわからないよ」って卑屈な人は思うかもしれません。

しかし、そうとは言い切れないと筆者は思っています。

まず、お客がオタクばかりなので、メイドさんも働いていく中で必然的にそういう人たちへの耐性ができて慣れます。

そもそも差別的な人は最初から働かないか、働いても続かないです。

あと、そこまで客のことを気持ち悪がるほどの過剰なサービスがないことも特徴です。

ただ、メイドさんは生まれながらもともと何かが独特なひとに対しては「それは仕方ないよね」って感じでスルーしてくれますが、

そういうわけじゃない人が意識的に気持ち悪いことを言ったりすると、普通に引きます。

そこは注意しましょう。

そういう面では、何か楽しみを求めてメイドカフェに行くというより、”メイドカフェ(優しい世界)が必要でメイドカフェに行く”という人も一定数いるように思います。

楽しみ方は十人十色

メイドカフェの楽しみ方については、とりあえずはこれで以上になります。

正直もっと書こうと思えば書けます。

そして100人いれば100通り、100店あれば100通りの楽しみ方があるのかなとも思います。(シャンパンで他の客にマウント取るのが楽しいとか)

それだけメイドカフェの文化は豊かです。

ぜひあなたも一度メイドカフェに行ってみて、自分なりの楽しみ方を見つけてみましょう!

本サイトでは、初めてメイドカフェに行きたい人に向けて、他にも様々な記事を書いています。

以下のページに初心者向けの情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!

ではでは〜。